
スイートピーの垣根が道行く人も楽しませてくれて
昨年の晩秋、菜園の道路側沿い全面にスイートピーの種を植え付けしました。
一昨年、ホームセンターで売られていた一袋のスイートピーの種は十数粒ほどだったでしょうか。袋のスイートピーの写真は、ピンク・シックなパープル・青紫・赤・白。

いろいろな色がそれぞれを引き立てあってきれいに
発芽率が思ったほどではなく、同じく菜園のフェンスに沿って点まきにしたので、所どころ空間ができてしまいましたが、発芽したものは生育し、袋に写っていた全ての色の花が咲きそろいました。
シックなパープルは引き締まっておしゃれな感じがして、珍しい色。
歌謡曲が好きな母が喜んだのは赤のスイートピーでした。
日本にあまりなじみのなかったスイートピーが広まったのは、松田聖子さんの「赤いいスイートピー」がきっかけになったとか。
赤も落ち着いた色合いできれいです。
が、それらにピンクや白、青紫などがともに咲くと、引き立てあってもっときれいになるのです。
昨年の秋、咲き終わって実った全部の色の花の種をサヤごと採っておきました。たくさん採れたので、ご近所と、母が通うデイケアの友人にもお分けしました。アサガオの種も交換した母の友人です。

イタリア・シチリー島原産の一年草。移植を嫌うので秋に直播きに
今年の春は、フェンスが色とりどりのスイートピーの垣根となりました。次々と花が開き、道行く人が立ち止まって「まあ、きれい」と声を上げています。「私はこの色がいい」「こっちもきれい」などと。
花は人の輪を広げてくれる美しさ、命の輝きがあります。
母のデイケアの友人は入院生活に入ってしまったそうですが、おそらく秋に種をまいてくれただろうご主人の手で、咲いたスイートピーの花は病院に届けられているでしょうか?
実は有毒なのだそうですが、3日ほどは咲き、優しいいい香りがする花です。
長く楽しませてくれたスイトピーが終わるころは、アサガオや早咲きのコスモスの準備に入ります。