群れを成して種を食べにやってきているカワラヒワたち
4月、裏の菜園でタンポポの種をついばんでいるのが観察されたカワラヒワ。チッチッという鳴き声で毎日のように菜園を訪れているようですが、このところ鳴き声が大きくたくさんの声がしてとてもにぎやかなので、カメラをスタンバイしてそっと庭に出てみたところ、一瞬にして飛び去り隣の敷地境の電線へ。
カワラヒワがいたのは種をつけたスイートピーを刈って倒しておいたところと種をつけたかき菜の枝の様子。スイートピーのところにはたくさんいたようなのですが、有毒植物のスイートピーでも平気なんでしょうか? 冬場、毒性のあるナンテンの実もヒヨドリは夢中で食べていましたから。
電線のカワラヒワたちはまるで語り合っているかのよう。
「ひとまず退散だ」「退散、退散」「みんな大丈夫?」「うん、大丈夫」
「びっくりしたよね~、急に人間が出てきて」「たくさん種があっていいから、みんなで仲良く食べてたのにね~」「ホント、ホント」「一羽どっかに行ったよ。戻ってくるかな~」「遠くに逃げたかもね」
「しばらくここにいて観察だね」「そうだね。人間がいなくなったら、また降りていっておいしい種を食べようね」
以前、畑を借りていたとき、農家の方が言っていました。「鳥は本当に良く見ているからね。高いところから見ていて、様子を見て降りてくる」と。
家庭菜園を始めたばかりのころ、種まきしたところを全部ヤマバトに食べられてしまったことがあったのを思い出しました。