
清里高原にも近い、北杜市大泉町にある吐竜の滝
かねてより滝の写真をシャッタースピードを変えて撮りたいと思っていました。
そこで見つけたのが、清里高原にも近い北杜市大泉町にある吐竜の滝(どりゅうのたき)。
甲府方面からのアクセスも比較的容易で、駐車場からも短時間で行かれそうです。
吐竜の滝は、2002年放送のNHK大河ドラマ「利家とまつ~加賀百万石物語」のオープニング映像に用いられて有名になったそう。
どんな滝なのか楽しみです。
甲府方面からは、国道20号線を長野県方面に向けて走り、途中、清里ラインから県道28号線へ。
初めての道ですと、かなり走るように感じられますが、1時間ほどの行程で駐車場に到着できます。
立秋を過ぎたとはいえ、暑さがまだまだ厳しい甲府盆地から、道一本で涼しく美しくて快適な高原に行けるというのが、なぜか不思議な気持ちでした。
昔、清里高原にある学生寮に行ったことがありましたが、もっと時間がかかったように記憶しています。
道すがら車窓から見る里山や高原の風景は季節感にあふれ、すがすがしいものでした。
清里高原領域に入ってからは、時折見られる道路沿いのレストランや宿泊施設なども、昔に比べるとずっときれいで洗練されていました。
吐竜の滝は、川俣川東沢渓谷にある落差10メートル、幅15メートルの滝。
駐車場から川俣川東沢渓谷自然観察園遊歩道に入ると、川のせせらぎ、点在する苔むした岩と美しい広葉樹林、足元に咲く小さな高山植物の調和した景観に、立ち止まってその場の空気とともに丸ごとを深く味わわずにはおれません。

川俣川東沢渓谷自然観察園遊歩道
ゆっくりとその景観を味わいながらしばらく進むと、川俣川にかかった橋を渡った先に目的の吐竜の滝が見えてきます。
思わず声を上げたくなるようなその姿は、ネットで下調べして見たいずれよりも優美で清らか。
自然の成した造形の妙に圧倒されずにはおれませんでした。
次々と訪れてきては同じ感動にひたり、写真を撮ったりひとときを過ごしたりする人たちの間をぬって、念願の写真撮影。
シャッタースピードやアングルを変えていろいろ撮ってみます。

スポーツモードで 露出時間1/250秒

シャッター優先 露出時間 1/6秒

シャッター優先 露出時間 1/10秒

シャッター優先 露出時間 1/6秒
自然の景観の宝庫のような川俣川東沢渓谷自然観察園遊歩道ですが、今回は時間の制約もあり、吐竜の滝で折り返しました。
吐竜の滝までのアクセスは容易ですが、すべりやすいのでキャラバンシューズがおすすめ。「熊注意」の看板も見当たりましたので、対策も必要です。
涼しくて快適な高原地帯、バリアフリースポットを見つけて、今度は母を伴って足を運んでみたいと思います。
参考
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