
いきなり目についた大きなアオサギ。川辺の草むらにすっくと立ったまま、まるで置物のように身じろぎもしません
時期的に公開が遅れてしまいましたが、印象的なシーンがありましたので、ご紹介。
10月初旬の穏やかな秋晴れの日、山梨県立芸術の森公園にほど近い甲府市貢川遊歩道では、明るい日差しの中で水鳥を始めとした動物たちの活動している様子がとらえられました。
遊歩道に足を踏み入れた途端に視界に入ってきたのは大きなアオサギ。
川辺の草むらにすっくと立ったまま、まるで置物のように身じろぎもしません。

通りすがりの人たちも「大きいね!」などとびっくり
向かっているのは貢川で視線は川面ですが、しばらくじっと待っているのですが、動く気配はありません。

目線の先は水面
道ゆく人も「わあ〜、大きいね!」などと驚いて通り過ぎていきました。
後で調べてみると、ほかのサギの仲間と異なり、アオサギの狩りの方法は、このようにじっと動かずに獲物を探すのだそう。
あまりにも動かないので川下に進んでいくと、今度はコサギが、ゆっくり移動しながら小魚をとらえては食べ、すぐに舞っていきました。

ゆっくりと動いては小魚をとらえるコサギ

狩りに成功して水を跳ね飛ばしながら魚を飲み込むコサギ

狩りを終えると別の場所へと舞って
10月下旬から12月につがいを形成して、春には繁殖地に渡るというマガモも。

10月下旬から12月につがいを形成して春に繁殖地に渡るというマガモのつがい
こちらは羽づくろい中のカルガモ。

羽づくろい中のカルガモ
カルガモの群れが現れ、一列になって川を上っていきました。

カルガモの群れが出現

一列になって川を上っていくカルガモたち
今日もいるかなと見てみると、お母さんネコ、カナヘビを捕まえてお食事の最中。

カナヘビをつかまえてお食事中のお母さんネコ
大人しそうなのですが、しっかり生きているようですね。

食事を終えたお母さんネコ
優しい眼差しの向こうには、黒っぽいサバトラの子ネコが1匹。お母さんの側で遊んでいました。

優しい眼差しの向こうには

黒っぽいサバトラの子ネコが1匹
夕日でドウダンツツジにかけられたクモの巣が、シルクのベールのように光っています。

ドウダンツツジにかかったクモの巣が夕日を浴びてシルクのベールのよう

夕日を浴びたコスモス・ドウダンツツジと美術作品
刈り入れを終えた田んぼに夕日が差し、秋らしい味わい深い情景に。

夕日を浴びた刈り入れの終わった田んぼ
田んぼの向こうには光芒が差しています。

田んぼのむこうに光芒が差し
うろこ雲が夕日に赤く輝いていました。

うろこ雲が夕日に輝いて