
12月初旬の甲斐市矢木羽湖は、晴れ渡った空に富士山もくっきり
10月中旬に初めて訪れた、富士山ビューの隠れスポットでもある甲斐市矢木羽湖。
紅葉のシーズンに一度と思っていてなかなか行かれず、12月に入ってしまいました。
周辺の桜の葉が少し残っているのではと期待して足を向けてみると、すでに桜の葉はすっかり落ちてしまっていました。
それでも、桜以外の広葉樹の紅葉の名残があり、冬晴れの空に映える富士山とも調和した風景を撮ることができました。
風の強い日で、時折北風が湖面を渡り、湖周辺に残っていたメタセコイアの色づいた葉を湖面に舞い散らします。

強風にメタセコイアの葉が舞い散る
湖面には、10月には見られなかった珍しいカモが泳いだり潜ったり。

メタセコイアの舞い散った湖面には渡り鳥が
調べてみたところ、黒と白のはキンクロハジロ、茶色っぽいのはヒドリガモのよう。いずれも冬鳥の渡り鳥です。

湖面に浮かぶヒドリガモ
キンクロハジロは潜水が得意のようなのにはびっくり。写真を撮っていると、いろいろな発見があります。
湖外周の車道に登ると、富士山を桜の枝と組み合わせて撮ることができました。桜開花の時期には、逃さずに再訪しましょう!
ふと気がつくと、下の東屋の屋根の上に黒ネコが。
ニャーニャーとアピールしているかと思うと、屋根から降りて、こちらに登ってきます!
呼びかけるのでもないのに、寄ってきてスリスリ。フレンドリーなネコちゃんです。
しばらくかまってあげていたのですが、下の東屋のところに釣りの人が来ると、降りていきました。
餌をあげてかわいがってくれている人なのでしょう。
今回は湖外周の駐車場を利用したので、時間に余裕があり、湖を一巡してみることに。
進むごとに変化する風景をカメラに納めることができました。
富士山の上空の筋雲も湖面に映って。

富士山の上空の筋雲も湖面に映って
対岸に甲斐市敷島総合公園を望んで。天空の城のような風景です。

対岸に甲斐市敷島総合公園を望んで。天空の城のような風景です
晩秋の名残の風景も。

晩秋の名残の風景も
湖南端に行くと、甲府盆地が富士山とともに見える場所が。

南岸には甲府盆地と富士山がよく見える場所が
北岸には梅林が見えます。

北岸には梅林が見えます
駐車場に戻ってくると、生まれてまだ1ヶ月としてないようなサビの子ネコがニャーニャーと鳴きながら寄ってきて、いきなり膝の上に乗ってきました。
母親から引き離された子ネコでしょうか。
駐車場は危ないよと話しかけ、どうしようかと思っているところに現れたのが、白黒の桜耳のネコちゃん。
小さなサビの子ネコは、桜耳のネコのところへ。

寄ってくるといきなり膝の上に乗ってきたサビの子ネコちゃん

現れた桜耳のネコちゃん
そこに一人の釣り人と思われる人が出現。子ネコを見つけると、「だめじゃないか、こんなところにいて。家の方にいなきゃ」と言うと、子ネコを抱いて立ち去りました。
ああ良かった。お世話をしてくれている人がいて。
釣り人もご近所の人も優しい人が多そうです。
季節の変化に応じてさまざまな表情が見られそうな矢木羽湖。梅の季節にはぜひまた訪れてみたいと思います。
参考
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