
脈々と息づく大いなる生命力を感じさせる「わに塚の桜」。八ヶ岳とのコラボレーションも絶妙
くっきりと晴れた富士山・八ヶ岳とのコラボレーションも美しく
寒さの厳しい冬を迎え、桜の葉はすっかり落ちてしまっていますが、一本桜で有名な韮崎市の「わに塚の桜」が、澄んだ空気の中で富士山や八ヶ岳と調和した様子が見られるのではと、久しぶりに「武田の里」に向かいました。
田園風景のただ中にある「わに塚の桜」。

田園風景のただ中にあるわに塚の桜。周囲の田んぼは天地返しされていました。背景に八ヶ岳が見える
稲の収穫を終えた後、稲株が整然と並んでいた田んぼは、行ってみるとあたり一面耕されていました。
天地返しを行い、寒風にさらすことで、病原菌をなくすことが目的でしょう。
桜は、開花を終えた6月には、翌年の花芽の形成が始まっているのだそう。

きりりとした姿の「わに塚の桜」
しかし、寒い冬に開花しては困るので、葉から送られたホルモンで休眠し、冬の寒さで次第に休眠が解かれるのだといいます。
開花時期、圧倒的な存在感を感じさせた「わに塚の桜」は、冬でも、脈々と息づく大いなる生命力を感じさせてくれました。
樹齢300年余りの木の中で、開花の準備が刻々と進められているのです。
そんなきりりとした姿が、冠雪のくっきりと見える富士山や八ヶ岳と見事に調和している姿をとらえることができました。
冠雪の富士山と「わに塚の桜」

くっきりと見える冠雪の富士山と調和した「わに塚の桜」
八ヶ岳と「わに塚の桜」
武田の里の富士山もまた、唯一無二の風景でした。

「武田の里」の富士山はまた唯一無二の風景

武田の里の竹林と富士山
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