【今日の写真】安藤忠雄氏設計の甲斐市 JR竜王駅の駅舎

富士山を望む南口ゲートには、直線的デザインの駅舎を背景に、富士山をかたどった築山とシンボルツリーのケヤキが

富士山を望む南口ゲートには、直線的デザインの駅舎を背景に、富士山をかたどった築山とシンボルツリーのケヤキが

森のこもれ日イメージの南北ロータリー・富士山や南アルプスを眺望できる自由通路

イルミネーションがメディアで紹介されていて足を運んでみた、機能的で洗練されたデザインの甲斐市竜王駅。

世界的に活躍する安藤忠雄氏設計のこの駅舎を、改めて昼間撮影に行ってみました。

南北のロータリーは、森のこもれ日をイメージ。

南口ゲートからは富士山を望むことができる

南口ゲートからは富士山を望むことができる

富士山を望むことのできる南口は、通称・富士山ゲート、昇仙峡を望む北口は、通称・昇仙峡ゲートといいます。

通称・昇仙峡ゲートの北口ロータリーには、シンボルツリーのクスノキと水晶のオブジェが

通称・昇仙峡ゲートの北口ロータリーには、シンボルツリーのクスノキと水晶のオブジェが

北口ロータリーからは三角形の青空と空を望むことができる。ガラス張りの南北通路には青空と雲が映り込む。ちょうど普通電車が通過

北口ロータリーからは三角形の青空と空を望むことができる。ガラス張りの南北通路には青空と雲が映り込む。ちょうど普通電車が通過

南北ゲートを結ぶ自由通路は、富士山や南アルプスなどを一望できるように設計されています。

富士山を望む南北自由通路

富士山を望む南北自由通路

駐車場の屋根の上から望む富士山

駐車場の屋根の上から望む富士山

三町合併に際して「新市の象徴・市の新しい顔となる駅」をコンセプトに

2004年、竜王町・敷島町・双葉町の三町が合併して甲斐市が誕生するに際して、安藤忠雄氏に設計を依頼。

安藤氏の提案により、「新市の象徴・市の新しい顔となる駅」をコンセプトに、駅を中心とした一体設計が行われたとのことです。

旧三町の自然・歴史・地形のイメージである「水晶の結晶」「信玄堤の聖牛」などが後の世に引き継がれるように、デザインに取り入れられているそうです。

自由通路から望む西方の山並みと線路

自由通路から望む西方の山並みと線路

北側の山並み①

北側の山並み①

北側の山並み②

北側の山並み②

また、都市機能を備えた基盤整備が行われ、駅前ロータリーから各種のバスが巡回し、大きな駐輪場や駐車場を隣接させたパークアンドライド方式により、通勤・観光などの便も図られています。

南口ゲートには地元出身の儒学者・思想家である山県大弐の銅像が。

地元出身の儒学者・思想家の山県大弐の銅像

地元出身の儒学者・思想家の山県大弐の銅像

山県大弐の著書をかたどった「さすり石」は学業成就の願いを込めて制作された

山県大弐の著書をかたどった「さすり石」は学業成就の願いを込めて制作された

観光ブースや観光マップ、電光掲示板なども設置され、観光客にも利用しやすい心配りの設計に。

南北のゲートには、市の特産である八幡芋と甲斐犬をモチーフにしたゆるキャラの「やはたいぬ」も利用者を出迎えてくれます。

近代的な竜王駅改札口

近代的な竜王駅改札口

甲斐市のゆるキャラ・やはたいぬも南北ゲートに

甲斐市のゆるキャラ・やはたいぬも南北ゲートに

山梨県では、県庁所在地甲府市に次いで大きな甲斐市の玄関口となる竜王駅に、市の発展への大きな希望や願いが込められているのが感じられます。

北口ロータリーから線路に向かって。普通電車と富士山・高速バスターミナルの建物表示が見える

北口ロータリーから線路に向かって。普通電車と富士山・高速バスターミナルの建物表示が見える

参考

甲斐市HP JR竜王駅

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