
10haの庭園に薬師池周辺に250本の梅の木が植えられている薬師池公園
東京都町田市のほぼ中央に位置する薬師池公園は、「新東京百景」「東京都指定名勝」に指定・選定を受けている風光明媚な名園。

「日本の歴史公園100選」にも選定されている薬師池公園の東京都指定有形文化財の旧荻野家住宅

医家でもあった旧荻野家住宅内部

春めいた日差しにきらめく旧荻野家住宅前を流れる小川

国指定重要文化財の旧永井家住宅

住宅の前に花ひらくフクジュソウ
公園の名前の薬師池は、元々は北条氏の命で開拓された水田用水池で、かつては「福王寺池」とも呼ばれていたそう。
公園は多摩丘陵の南部で起伏があり、四季折々の豊かな自然を堪能できます。

開花の始まった椿園
梅林もあり、梅の便りも聞かれる2月中旬訪れてみました。
公園を訪れていた人の情報によれば、薬師池公園の梅の開花時期は一番遅く、さらに今年は寒さの影響により梅の開花は遅れている模様。
それでも、この時期ならではの風景をさまざま撮影することができました。

マンリョウとつくばい
梅の花の撮影をしようと、首に掛けたのは、EF70-300mm f/4L-5.6 IS USMを装着したEOS 6D MarkⅡ。
このスタイルで歩いていると、野鳥撮影に違いないと、同じく望遠レンズを付けた一眼レフを掛けた人が声をかけてきてくださいます。
まるで古くからの友人のように気さくに。
そして、野鳥のこと、カメラのことを話したり聞いたりしてこられます。

自然豊かな環境には野鳥も数多く

シジュウカラがたくさん見られました
こんな体験は初めてでしたが、早春の息吹あふれる自然環境で、いろいろ貴重な情報を得たり、楽しいお話を伺ったりと、時を忘れてひとときを過ごすことができました。
梅の花は開花し始めたばかりでしたが、野鳥愛好家の方々が追う、ルリビタキを撮ることができました!
この公園の野鳥の情報に通じた方によれば、薬師池公園にいるルリビタキは2羽だそう。
縄張りや個体の特徴で判別できているのでしょうか? 素人には驚くばかりです。
カワセミについてお聞きすると、2羽いたのが今はいなくなってしまったとのことでした。
カワセミとの出会いにも期待していたので残念でしたが、ほかに貴重な収穫がありました。
人との出会いに、またこの日この時ならではの風景や生き物との出会いに感謝です。
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