
桜満開の甚六桜公園には、鉄道全盛時代往年の列車も置かれている。提灯には「甚六桜」の文字が
桜と冠雪の南アルプスがコラボする場所はと探し、見つけたのが、JR中央線勝沼ぶどう郷駅に隣接する甚六桜公園。
雲ひとつない晴天に恵まれた日、駅に隣接した桜満開の同公園を訪ねてみると、道路脇には地元の人が駐車場所に誘導してくれていました。
「甚六桜」は、この桜を育てている地元の後継者の「甚六会」からの命名だそう。
こじんまりとした公園だと思ったのですが、勝沼ぶどう郷駅と並行して旧「勝沼駅」のプラットホームが残されていて、このホームホームの両脇を中心にどこまでも桜のトンネルが続いているのです。

プラットホーム脇に3列に続く桜並木。ベンチもありゆったりとくつろいで桜を眺めることもできる。多くの人が訪れていました
実に特異なのは、桜並木と勝沼ぶどう郷駅を通過する列車とのコラボする姿を見られること。
驚いたことに、鉄道ファンには有名な場所のようで、カメラを構えて撮影タイミングをねらっている人がかなりいました!
せっかくのチャンスですので、鉄道と桜のコラボもカメラに納めました!

特急あずさと桜並木
念願の、南アルプスと桜の共演も撮ることができました。
高台にある駅で、谷合を隔てた甲州市勝沼ぶどうの丘も、南アルプスの手前に絵のように見えています。

桜の間から南アルプスと勝沼ぶどうの丘を望む
甚六桜公園の端には、今は閉鎖されていますが、「大日影トンネル遊歩道」があり、かつての鉄道の名残に触れることができます。

大日影トンネル遊歩道の跡
ノスタルジック、かつローカル色あふれる中に人情味の通う空間で、春の風情を満喫できるここならではのスポットです。
参考
甚六桜公園・地図
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