【今日の写真】新緑と景物が調和した5月下旬の小石川後楽園

築山泉水回遊式の日本庭園・小石川後楽園。庭園の中心的景観となる大泉水。琵琶湖を琵琶湖を表現した景色を作り出したもので、中心に蓬莱島を配している

築山泉水回遊式の日本庭園・小石川後楽園。庭園の中心的景観となる大泉水。琵琶湖を琵琶湖を表現した景色を作り出したもので、中心に蓬莱島を配している

国の特別史跡・特別名勝指定の築山泉水回遊式庭には儒教的趣向の景物が多数

5月下旬、新緑が美しい文京区後楽園の小石川後楽園を取材しました。

江戸初期、水戸徳川家の江戸上屋敷内に初代藩主の頼房によって築かれた庭園が、2代藩士光圀が明の朱舜水の意見を取り入れて「後楽園」として完成したという小石川後楽園。

後楽園の名称は、「天下の憂いに先じて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から来ていて、岡山の後楽園と同じだそうです。

一つ松。琵琶湖を模した大泉水に対し、琵琶湖の唐崎の一つ松にちなむ

一つ松。琵琶湖を模した大泉水に対し、琵琶湖の唐崎の一つ松にちなむ

大泉水と蓬莱島を中心にし、周囲に儒教の影響を受けたさまざまな景物や、日本全国各地の景勝を模した湖・山・川などが多数配置されているのが特徴で、7万㎢の広大な園内を巡っていくと、この園ならではの景観に出会うことができます。

円月橋

円月橋。水面の写り込みと合わせると満月のように見えるところからの命名。明の儒教学者・朱舜水が設計したと言われる石橋

円月橋。水面の写り込みと合わせると満月のように見えるところからの命名。明の儒教学者・朱舜水が設計したと言われる石橋

大堰川と通天橋

大堰川と通天橋。川の景色を代表する場所で、京都嵐山の下を流れる大堰川にちなんでいる

大堰川と渡月橋

大堰川と渡月橋。京都嵐山の風景を映したもの

大堰川と渡月橋。京都嵐山の風景を映したもの

得仁堂

得仁堂。光圀が建てた園内最古の建物。光圀が18歳のとき、史記「伯夷列伝」を読んで感銘を受け伯夷叔斉の木造を安置した

得仁堂。光圀が建てた園内最古の建物。光圀が18歳のとき、史記「伯夷列伝」を読んで感銘を受け伯夷叔斉の木造を安置した

内庭

内庭。水戸藩邸の書院があった場所。池泉には中島があり、反り橋が架けられている

内庭。水戸藩邸の書院があった場所。池泉には中島があり、反り橋が架けられている

新緑を映す内庭の池泉

新緑を映す内庭の池泉

四季折々の美しさが味わえそうな庭園です。

大泉水の中央の蓬莱島にはカワセミが営巣していて、しきりにジャンプをしてハンティングを繰り返していました。

カワセミの撮影が目的の人たちが何人も三脚に望遠レンズを構えていました。

別途ご紹介します。

参考 小石川後楽園・地図

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(c)Hana画像素材 PIXTA –

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