
広大な高原野菜畑が広がる八ヶ岳東麓・長野県佐久市南牧村の野辺山高原
八ヶ岳東麓に広がる広大な野菜畑も名物
JR鉄道最高地点も
絶好なお天気に恵まれた8月中旬、清里高原の山梨県立まきば高原に撮影に行ったついでに、県境をまたいで広大な高原野菜畑が広がるという長野県佐久市南牧村の野辺山高原にも足を伸ばしてみました。
野辺山高原は、八ヶ岳高原東麓の裾野に位置し、近世初期までは家や集落が全くなかったところへ、江戸時代の慶長年間に幕府の命により「とうね」(馬齢0歳の馬)の生産が行われるようになったことがきっかけで開発が行われるようになったそうです。

八ヶ岳の裾野に広がる広大な白菜畑
昭和期になってから商業的農業が開始され、終戦後の開拓で入植者が増え、年月を経て地元農家の増反によって経営規模が拡大、現在のような高原野菜栽培の名産地となったとのことです。
八ヶ岳とどこまでも広がる白菜などの野菜畑の景観は野辺山高原ならでは。
足を運んだ甲斐がありました。

冬季食卓に上る白菜の故郷の景観です
JR鉄道最高地点も
高冷地であることは、開発の妨げとなる難点ともなってきた野辺山高原ですが、住民はその環境を逆手に取って高原野菜畑を開き、中央自動車道の開通により交通の便がよくなって、観光地としても開発が進んでいます。
野辺山高原にはJR鉄道最高地点もあり、車を止めて最高地点の踏切で列車を待って写真撮影をしようとする人が何人も。
せっかくですので、しばらく待って、希少な写真を一緒に撮影させてもらいました。

JR鉄道最高地点の踏切に差し掛かる小海線の列車
また足を運んで魅力あるスポットを発掘できそうな高原です。

JR鉄道最高地点付近で