
レンボーブリッジの脇の緑の島は国指定史跡・都立台場公園
レインボーブリッジを最も近くで見られる景観スポット
人気の観光スポット・お台場海浜公園の対岸、レインボーブリッジの脇に、こんもりと緑で覆われた島があります。
これは、国指定史跡・都立台場公園。
江戸幕府が黒船来襲に備え、1853年(嘉永6年)から1年3ヶ月の間に六基を完成させました。
現在は、1926年(大正15年)に国の史跡に指定された第三・第六台場だけが残されています。

松並木の土手から、周辺のお台場海浜公園などの高層ビルが見える
都立台場公園は、この第三台場が昭和3年に東京都(市)によって整備されて一般に解放されたものです。
お台場海浜公園から地続きで行くことができ、レインボーブリッジを間近で見られるスポットでもあり、訪れてみました。
周辺が石垣に囲まれて、その上に松並木の土手があり、中央が低く、陣屋跡や弾薬庫跡などの史跡があります。

陣屋跡

弾薬庫跡

かまど場
砲台跡は、入り口からぐるりと回った場所に。
台場が築かれたことで、品川沖まで来たペリー艦隊は横浜まで引き返してそこに上陸することになったそうです。
江戸の歴史に直に接することができ、当時の様子を彷彿させます。
レインボーブリッジと東京タワーを始めとする港区などの景観がより近くに見られ、対岸のお台場海浜公園や行き交う水上バスなども撮影できました。

レインボーブリッジと港区芝浦

お台場海浜公園と水上バス。背後には品川ふ頭が見える
春には桜の名所でもあるようで、機会があれば訪れてみたいと思います。
解放されていない第六台場は、レインボーブリッジを歩いて渡ると、その姿を見られるようです。
参考 都立台場公園 地図
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