【今日の写真】晩秋の南アルプスユネスコエコパーク・南アルプス市の風景

リフレクションが美しい紅葉の伊奈ヶ湖

リフレクションが美しい紅葉の伊奈ヶ湖

南アルプスの前衛・櫛形山中腹のエコパ伊奈ヶ湖

2014年にユネスコエコパークに登録された、山梨・長野・静岡3県にまたがる南アルプスユネスコエコパーク。

ユネスコエコパークとは、1976年にユネスコが開始した、自然と人間社会の共生を重点に、生態系の保全と持続可能な利活用の調和を目的とした事行。

対して、世界自然遺産は、顕著な普遍的価値を有する自然地域を保護・保全するのが目的の事行です。

南アルプスユネスコエコパークの10市町のうち南アルプス市には、国内第2位の北岳を始め、間ノ岳・仙丈ヶ岳など、北部3000m級の高峰・名峰が連なり、その絶景は人々を魅了してやみません。

紅葉の伊奈ヶ湖と1羽の白鳥。この白鳥も伊奈ヶ湖の隠れた名物

紅葉の伊奈ヶ湖と1羽の白鳥。この白鳥も伊奈ヶ湖の隠れた名物

日本古来の櫛を伏せたような形をした、南アルプスの前衛となる櫛形山は、その半分が南アルプス市に属し、櫛形山一体をエリアにした県民の森は自然の宝庫。

櫛形山中腹にある伊奈ヶ湖周辺には、豊かな動植物に囲まれ、森林科学館・グリーンロッジ・ウッドビレッジ伊奈ヶ湖、レストハウス伊奈ヶ湖など、エコパ伊奈ヶ湖の施設が。

宿泊・研修などの利用できるウッドビレッジ

宿泊・研修などの利用できるウッドビレッジ

紅葉シーズンの11月下旬、伊奈ヶ湖とエコパ伊奈ヶ湖の風景をとらえてみました。

人慣れした白鳥と鯉は、岸辺に寄ってきてくれます

人慣れした白鳥と鯉は、岸辺に寄ってきてくれます

南伊奈ヶ湖に隣接した菖蒲池の紅葉もきれいです

南伊奈ヶ湖に隣接した菖蒲池の紅葉もきれいです

レストアハウス伊奈ヶ湖のランチ

レストアハウス伊奈ヶ湖のランチ

景観形成活動団体「ふるさとを錦で飾り隊」による花と里山の調和した風景も

ユネスコエコパークに登録されたことを契機に、南アルプス市で行われているのが、景観形成活動団体「ふるさとを錦で飾り隊」による活動。

中野の棚田でもその模様を見ることができましたが、櫛形山の裾野でもコスモスと里山が調和した風景を目にすることができました。

石積みの棚田とコスモスと山並み

石積みの棚田とコスモスと山並み

思わず車を止めて見入らずにはおれない風景。

特産と大和百目と棚田

特産と大和百目と棚田

富士山とコスモス・甲府盆地のコラボした風景も見られました。

参考 南伊奈ヶ湖 地図

エコパ伊奈ヶ湖

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【今日の写真】紅葉たけなわの富士河口湖町 西湖 野鳥の森公園

「富士山がある風景100選」の景勝地の秋の景観

青木ヶ原樹海を望み、富士五湖の中で最も自然が残されている西湖。

その西岸から少し入ったところにあるのが、富士河口湖町 西湖 野鳥の森公園です。

11月中旬、西湖いやしの里根場に行った帰りに初めて立ち寄ったのですが、公園内のもみじの紅葉がまさにたけなわの時期に巡り会うことができました。

赤く染まったもみじの落ち葉の錦が絶景に彩りを添えて

赤く染まったもみじの落ち葉の錦が絶景に彩りを添えて

そのもみじの紅葉と冠雪の富士山、園内の東屋がまたとない共演のシーンを作り出してくれていたのです。

まさに一期一会の出会いでした。

西湖野鳥の森公園は、環境省が2017年に公開した代表的な富士山の展望地・「富士山がある風景100選」にも選ばれています。

青木ヶ原樹海に囲まれたこの公園には、60種類の野鳥が生息し、210種類の野鳥が飛来するそう。

バードウォッチング室や木工細工室・展示室などがあり、自然に浸りながらゆったりと過ごすには持ってこい。

白樺ともみじに囲まれた樹海ギャラリー

白樺ともみじに囲まれた樹海ギャラリー

1月下旬から2月中旬の樹氷まつりの会場としても有名です。

参考

富士河口湖 西湖野鳥の森公園

西湖野鳥の森公園 地図

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【今日の写真】大手門東史跡公園の片隅に蓮の花も咲く真夏の国指定史跡・武田氏館跡

大手門東史跡公園を望む高台からは、躑躅ヶ崎館跡と甲府盆地、富士山に並ぶ山並を一望できる

大手門東史跡公園を望む高台からは、躑躅ヶ崎館跡と甲府盆地、富士山に並ぶ山並を一望できる

2019年の開府500年記念を控え、静かな人気を呼ぶ躑躅ヶ崎館跡

甲府市北部・相川扇状地上、古府中に位置する躑躅ヶ崎館跡は、甲斐の国の守護であった武田氏が信玄の父・信虎の代となった折、石和に近い川田から本拠地を移し、拠点とした場所です。

躑躅ヶ崎館跡に築かれた武田神社入り口の神橋と参道の一の鳥居

躑躅ヶ崎館跡に築かれた武田神社入り口の神橋と参道の一の鳥居

それを機に、大規模な城下町の整備を開始し、甲斐の府中・甲府が誕生。

信玄の代となり、館や城下町の規模や機能が拡大・充実したということです。

躑躅ヶ崎館は、詰城である要害山城を含めて、信虎・信玄・勝頼の3代・60年間に渡って府中として機能し、近代以降の甲府市の原型となっています。

武田家が織田氏によって滅ぼされ、徳川家康の治世となり甲府城が築城されると、躑躅ヶ崎館は機能を失い、年月を経た1919年(大正8年)に武田信玄を祀る武田神社が跡地に創建されます。

武田神社・拝殿

武田神社・拝殿。外国人観光客も次々に訪れています

躑躅ヶ崎館跡はその価値の高さから「武田氏館跡」として国の史跡に指定されています。

「姫の井戸」。武田信玄の息女誕生の折、産湯として使われたことから命名された

「姫の井戸」。武田信玄の息女誕生の折、産湯として使われたことから命名された

「甲陽武能殿」。武田氏の軍学書「甲陽軍艦」にちなみ命名された、能楽や神楽演武などの芸能の演じられる建造物

「甲陽武能殿」。武田氏の軍学書「甲陽軍艦」にちなみ命名された、能楽や神楽演武などの芸能の演じられる建造物

2019年1月1日は信虎が甲府に拠点を構えてから500年になるというので、静かな盛り上がりを見せつつある甲府。

7月下旬、武田氏ゆかりの躑躅ヶ崎館で蓮の花が咲いているという情報があり、訪ねてみました。

蓮の花が咲いていたのは、武田神社の東側にある大手門東史跡公園のお堀の跡。

武田神社には何回も訪れたことがありましたが、史跡公園ができていることは初めて知りました。

復元された大手石塁

復元された大手石塁

厩跡

厩跡(うまやあと)

蓮の花は早朝に開き、午後には閉じてしまうので、午前中の早めに時間に到着。

土塁と武田神社の杜を背景に咲く蓮の花々

土塁と武田神社の杜を背景に咲く蓮の花々

史跡のお堀跡に咲く蓮の花は、歴史ロマンを感じさせ、風情がありました。

富士山を背景に。武田信玄も富士山のこの景色を見ていたことでしょう

富士山を背景に。武田信玄も富士山のこの景色を見ていたことでしょう

朝から猛暑でしたが、その一角には雅やかな風が吹き渡っているようでした。

武田神社内の土塁の前の白鳥。不思議なコントラストです

武田神社内の土塁の前の白鳥。不思議なコントラストです

2羽で休んだり、草を食べたりしていました

2羽で休んだり、草を食べたりしていました

参考 躑躅ヶ崎館跡 地図

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【今日の写真】秋の渡りにかかったコムクドリの群れに遭遇

電線に一列に並んで留まった野鳥は初めて目にする姿と声の持ち主でした

電線に一列に並んで留まった野鳥は初めて目にする姿と声の持ち主でした

雌雄の姿は異なりながらいずれも愛らしい姿で電線に一列に

9月に入ると、菜園のイネ科の雑草に急に一斉に種が付き始めました。

まるで、示し合わせたかのように。

植物は、自らの体内時計で日照時間の微妙な変化を感知しているのでしょう。

7月〜8月、猛暑の中での除草は本当に大変でした。

つい先日、除草をしたので一安心と思っていると、さまざまな雑草は土の中にわずかに残った地下茎から瞬く間に発芽して根を四方八方へと広げ、あっという間にそれぞれ固有の種をつけているではありませんか!

猶予はできません。

何日かかけて手入れをして、秋から冬の菜園の準備をします。

秋ジャガイモと大根は9月初旬までに種まきを終えなければいけないので、急ごしらえの菜園に急いで植えつけたその日の夕暮れ、菜園が鳥の鳴き声でいつになくにぎやかです。

菜園の柿の木にでもスズメの群れが留まっているのかと思ったら、声の元は、菜園が面した道路脇を走る電線でした。

聞きなれない声です。

見上げれば、100羽以上の野鳥の群れが、ヒヨコのような、ピッコロの奏でるような声でさえずっています。

スズメより一回りほど大きく、お腹が白っぽく、体が黄色がかってもいるように見えます。

でも、よくやってきていて春には庭先の松の木で営巣もしたカワラヒワとは違うようです。

この子たちは一体誰?

カメラを取って戻ってくると、まだ留まっていてくれました。

ちょうど望遠レンズを付けていて、シャッター優先モードにしてあったので、レンズを向けます。

ズームをして観察してみますが、やはり見たことのな野鳥です。

菜園に向かって一列に留まっているのは、耕したばかりの菜園が目的なのかと思えるような状況。

野菜作りを初めてしたときのこと、小松菜の種を蒔いた翌朝、ヤマバトがやってきていて、その後、何日かしても小松菜はほとんど発芽しませんでした。

ズームしてみると、クリーム色の頭部やグレーの羽、黒いくちばしなどが見えてきます

ズームしてみると、クリーム色の頭部やグレーの羽、黒いくちばしなどが見えてきます

土を被せてあるのに、掘り返して、ヤマバトが全部種を食べてしまっていたのです!

鳥の感知能力の高さには舌を巻きました。

その事件を思い出しました。

その後しばらく、種まきをした後は、発芽するまで刈り取った草で覆ったりしていました。

さて、その見たことのない野鳥の群れに向かって望遠レンズを向けて間もなく、野鳥たちは一斉に西に向かって飛び立っていってしまいました。

夜、画像を元に、野鳥の名前を調べるのですが、なかなかヒットしません。

頭部がクリーム色で白いお腹、グレーの羽で……。

その後、ふと頬に茶色の斑点があることに気づき、それを元に検索すると、ありました!

コムクドリです!

斑点があるものとないものがいるので、種類の違った野鳥が群れているのだろうかとも思ったのですが、斑点があるものはオスだと判明。

愛らしい鳥です。

野鳥といえどもみなそれぞれ固有の姿や特徴を持っていて改めて感動します。

調べてみると、千島列島・サハリン南部・日本で繁殖して、冬季はフィリピン・ボルネオ島北部などに渡りを行うとのこと。

渡りのときには群れを作るということですので、その過程だったということなのでしょう。

もう少し留まっている姿を見ていたかった。

できればもっと寄った姿を撮影したかったですが……。

「森と水の郷あきた」から

「森と水の郷あきた」から(サイトへジャンプ)

平地から山地の明るくひらけた林に生息する野鳥のようで、いいタイミングで出会うことができました。

蒔種から3日後、早々と大根が無事に発芽してくれました!

愛らしいコムクドリたちは、今どこにいるでしょうか?

体重が小さな鳥ほど渡りの距離は大きく、ノンストップで非常に長い距離を飛行する渡り鳥もいるようですが。

まだ時期的には早いような気もしますが、目的地にたどり着いているでしょうか、知りたいものです。

参考

コムクドリ Wikipedia

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【今日の写真】小石川後楽園・大泉水で繰り広げられるカワセミのダイナミックなハンティング

小石川後楽園の大泉水を舞台にダイナミックなダイビンクを繰り返す「水辺の宝石」カワセミ

小石川後楽園の大泉水を舞台にダイナミックなダイビンクを繰り返す「水辺の宝石」カワセミ

EOS 6D Mark Ⅱ・EF70-300mm F4-5.6Ⅱ USMがとらえたカワセミの水辺の狩

5月下旬に東京都文京区の国の特別史跡・特別名勝の小石川後楽園を訪れた際、思いがけない出会いがありました。

琵琶湖の風景を模した大泉水でダイナミックな狩をする、「水辺の宝石」カワセミでした。

大泉水の周辺のベンチにカメラを持って座っている人や、本格的に三脚に望遠カメラを据えて待機している人がいるので、声をかけてみると、やはりカワセミでした。

蓬莱島の岩の縁で水面から池の中まで鋭く観察をするカワセミ

蓬莱島の岩の縁で水面から池の中まで鋭く観察をするカワセミ

つがいのカワセミがいて、大泉水中央の蓬莱島で子育てをしていて、ヒナたちに餌を運ぶため頻繁に狩をしているとのこと。

カワセミからの距離が少しあるのですが、よく姿が見られるようで、大泉水の周辺に決まった人たちが通ってはカワセミの姿をカメラに納めているそうです。

野鳥愛好家を魅了してやまないカワセミです。

庭園を一回りして、風景写真を撮影し終えてから大泉水に戻ると、ちょうどカワセミが蓬莱島の突き出した岩に止まっている姿が肉眼でもとらえられました。

さっそく、手持ちのEOS 6D Mark ⅡにEF70-300mm F4.5-6Ⅱ USMをセットして、カワセミを狙います。

うーん、かなり遠い!

でも、カワセミは、大泉水のほぼ同じ場所に繰り返しダイビングをし、愛らしい姿をしながら迫力いっぱいの狩をしています。

水中に飛び込む寸前の貴重な画像。俊敏なので、飛び込む前の姿はなかなかとらえられません。体に対して極めて長いクチバシを大きく開けています! 水面にも姿が映り込んでいます

水中に飛び込む寸前の貴重な画像。俊敏なので、飛び込む前の姿はなかなかとらえられません。体に対して極めて長いクチバシを大きく開けています! 水面にも姿が映り込んでいます

前回カワセミに出会ったときには、さまざまな場所に飛び込んでいて、ダイビングの模様は、撮ることができなかったのですが、今回は遠かったのが難点でしたが、何とかその様子を撮ることができました。

大きな水しぶきを上げて飛び込んだ瞬間

大きな水しぶきを上げて飛び込んだ瞬間

近くには、大砲のような超望遠レンズのカメラを三脚に据えた人も。

それほどの大掛かりでない人も、撮影しています。

撮影の合間にヒナの数の予想を立てている人もいます!

スペックの高いAPS-C機にエクステンダーと望遠レンズなどの条件で撮れるのかもしれません。

瞬時に飛び出してきました。魚をくわえているようには見えませんが…

瞬時に飛び出してきました。魚をくわえているようには見えませんが…

いつか、より良い条件で再チャレンジしたいとも思いますが、手持ちのEOS 6D Mark ⅡにEF70-300mm F4.5-6Ⅱ USMでも何とか様子をとらえることができました。

入手して半年未満のEF70-300mm F4.5-6Ⅱ USMも、かの有名なYoutuberのジェットダイスケさんが「隠れLレンズでは!」と絶賛しているのを最近知ったのですが、名レンズのようで知らずと力を発揮してくれたようです。

ということで、トリミング画像になりますが、ご紹介します。

元の岩を目指して水平に飛行

元の岩を目指して水平に飛行

岩を目前に、翼を広げてスピーとを弱めているようです

岩を目前に、翼を広げてスピーとを弱めているようです

留まる寸前のポーズ

留まる寸前のポーズ

元の岩に戻りました

元の岩に戻りました

このダイビングを何度となく繰り返していました。

ヒナたちが無事育って、たくさんのカワセミのにぎやかな狩が見られますように!

その機会に恵まれれば、より良い条件で撮影をしたいものです。

参考

 

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【今日の写真】新緑と景物が調和した5月下旬の小石川後楽園

築山泉水回遊式の日本庭園・小石川後楽園。庭園の中心的景観となる大泉水。琵琶湖を琵琶湖を表現した景色を作り出したもので、中心に蓬莱島を配している

築山泉水回遊式の日本庭園・小石川後楽園。庭園の中心的景観となる大泉水。琵琶湖を琵琶湖を表現した景色を作り出したもので、中心に蓬莱島を配している

国の特別史跡・特別名勝指定の築山泉水回遊式庭には儒教的趣向の景物が多数

5月下旬、新緑が美しい文京区後楽園の小石川後楽園を取材しました。

江戸初期、水戸徳川家の江戸上屋敷内に初代藩主の頼房によって築かれた庭園が、2代藩士光圀が明の朱舜水の意見を取り入れて「後楽園」として完成したという小石川後楽園。

後楽園の名称は、「天下の憂いに先じて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から来ていて、岡山の後楽園と同じだそうです。

一つ松。琵琶湖を模した大泉水に対し、琵琶湖の唐崎の一つ松にちなむ

一つ松。琵琶湖を模した大泉水に対し、琵琶湖の唐崎の一つ松にちなむ

大泉水と蓬莱島を中心にし、周囲に儒教の影響を受けたさまざまな景物や、日本全国各地の景勝を模した湖・山・川などが多数配置されているのが特徴で、7万㎢の広大な園内を巡っていくと、この園ならではの景観に出会うことができます。

円月橋

円月橋。水面の写り込みと合わせると満月のように見えるところからの命名。明の儒教学者・朱舜水が設計したと言われる石橋

円月橋。水面の写り込みと合わせると満月のように見えるところからの命名。明の儒教学者・朱舜水が設計したと言われる石橋

大堰川と通天橋

大堰川と通天橋。川の景色を代表する場所で、京都嵐山の下を流れる大堰川にちなんでいる

大堰川と渡月橋

大堰川と渡月橋。京都嵐山の風景を映したもの

大堰川と渡月橋。京都嵐山の風景を映したもの

得仁堂

得仁堂。光圀が建てた園内最古の建物。光圀が18歳のとき、史記「伯夷列伝」を読んで感銘を受け伯夷叔斉の木造を安置した

得仁堂。光圀が建てた園内最古の建物。光圀が18歳のとき、史記「伯夷列伝」を読んで感銘を受け伯夷叔斉の木造を安置した

内庭

内庭。水戸藩邸の書院があった場所。池泉には中島があり、反り橋が架けられている

内庭。水戸藩邸の書院があった場所。池泉には中島があり、反り橋が架けられている

新緑を映す内庭の池泉

新緑を映す内庭の池泉

四季折々の美しさが味わえそうな庭園です。

大泉水の中央の蓬莱島にはカワセミが営巣していて、しきりにジャンプをしてハンティングを繰り返していました。

カワセミの撮影が目的の人たちが何人も三脚に望遠レンズを構えていました。

別途ご紹介します。

参考 小石川後楽園・地図

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(c)Hana画像素材 PIXTA –

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【今日の写真】門脇の松の木のてっぺんにカワラヒワが巣作り

タンポポ の綿毛ができたのに合わせたかのように孵化した様子の雛たち

タンポポ は、食べておいしくさまざまな健康増進効果があるというので、昨年、裏の菜園で温存していたところ、タンポポ の綿毛が見られるようになるころ、カワラヒワの群が毎日にように菜園を訪れるようになっていました。

タンポポ の種はカワラヒワの大好物だったのです。

菜園に来たカワラヒワ。タンポポの種をついばんでいる

菜園に来たカワラヒワ。タンポポの種をついばんでいる

スズメほどの大きさで、翼を広げると、食べたタンポポで染まったかのような羽が見られるカワラヒワです。

今年は、夏野菜の準備に向けて、菜園のタンポポ をある程度整理していました。

4月に菜園に咲いていたタンポポ の花

4月に菜園に咲いていたタンポポ の花

今年はカワラヒワは来ないのでしょうか?

5月の声を聞くとほぼ時を同じくして、菜園などに残っていたタンポポ が一斉に綿毛になっていました

本当に一斉に! 驚くばかりの変化です。

NHKの天気予報で、タンポポ の綿毛が見えたということは、春が終わったということ、と言っていました。

どのタンポポ も共通した明確な体内時計を持っているようです。

一斉に綿毛になったタンポポ

一斉に綿毛になったタンポポ

そんな矢先のことです。

表の門の脇の松の木の中がなにやらにぎやかになっていました。

見ると、人が近づけないてっぺんの枝の中にいつの間にか鳥の巣ができていて、ほとんど姿を見なかったカワラヒワ が忙しく巣に通っていることに気づきました!

タンポポ の綿毛ができるころに雛が孵るのが、都合がよかったのでしょうか?!

車の往来の激しい道路脇の松の木なのに、子育てしやすい環境だと決めたようです。

巣の存在に気づいて2日ほどすると、急に下にたくさんの糞が落ちているようになっていました。

巣を見上げると、距離がありますが、雛が動いているような様子が確認できます。

EOS 6D Mark Ⅱ+EF70-300 F4-5.6 IS Ⅱ USM 望遠で雛の姿を確認

そこで、EOS 6D Mark ⅡにEF70-300 F4-5.6 IS Ⅱ USM 望遠レンズを装着し、撮影してみたところ、松の木の枝にはばまれながらも、何枚か肉眼では見られないその様子をとらえることができました!

少なくとも2羽の雛が育っているようです。

植物の根や繊維状の物を絡めて作った巣の中に2羽の雛が

植物の根や繊維状の物を絡めて作った巣の中に2羽の雛が

翼を広げています。すでに黄色の羽が見えています

翼を広げています。すでに黄色の羽が見えています

声だけでなく、その姿が見えると、愛着がわきますね。

巣から出て、松の枝に留まっている場面もあります。

巣から一歩出ている雛

巣から一歩出ている雛

巣立ちも近いでしょうか?

翌々日、大雨の翌日、親鳥の姿をとらえることができました。

頻繁に訪れるカワラヒワの親鳥。周囲に注意を払って巣に近づいています

頻繁に訪れるカワラヒワの親鳥。周囲に注意を払って巣に近づいています

忙しく鳴いています。子育てはカワラヒワも真剣なんですね

忙しく鳴いています。子育てはカワラヒワも真剣なんですね

また、巣から出て松の木の枝に止まってるいる2羽の雛と巣に留まっている1羽の雛を確認できました。

3羽の雛を確認! 2羽は巣から少し離れた枝に! 成長ぶりが著しいです

3羽の雛を確認! 2羽は巣から少し離れた枝に! 成長ぶりが著しいです

愛らしい姿が見えます

愛らしい姿が見えます

日中はピーピーとにぎやかで、小さな家族が増えたようです。

親鳥のヒリヒリという声も聞き分けられるようになりました。

無事巣立っていく姿を見たいものです。

追記 意外に早かった巣立ち いくつもの謎を残しながら

その翌朝、松の木のてっぺんの枝の茂みの中が、鳥たちの運動会さながらのにぎやかさで、枝の中でおそらく親鳥と雛たちがあちらこちらに飛び回っています。

しばらくすると、枝の茂みの中から2羽の鳥たちがすぐ近くの電線に飛び移り、すぐに飛び立っていきました。

お昼前後、残っている2羽の雛鳥を確認。

1羽は枝の端の方に来て、道路の方を眺めているようでもあります。

しかし、まだ産毛に包まれて幼い感じ。

道路の方を眺めているような様子の雛。まだうぶ毛があって幼い感じ

道路の方を眺めているような様子の雛。まだうぶ毛があって幼い感じ

しばらくして観察したところ、雛の姿は見えません。

ネットで調べてみると、野鳥の巣立ちは早い様子。

早朝の巣立ちに続き、残った雛たちも無事巣立ったのでしょうか?

そう信じたいところです。

親鳥らしいカワラヒワが、近くの電線で、地鳴きのヒリヒリ(キリリ、コロロ)に加え、チョンチョンジューインと何回となく鳴いている姿が見られました。

さえずりは雄の発するものだそうですが、何が起きているのでしょう?!

松の木の下のコンクリートに落ちた糞を片付けて、2日後、静かになった松の木の下に、また糞が落ちていたので巣を見上げていると、カワラヒワが1羽はばたいていきました。

見ると、カワラヒワのに違いない羽が1枚落ちていて、なんと、タンポポの綿毛が1つくっついていました!

落ちていたカワラヒワの羽にはタンポポの綿毛が1つ

落ちていたカワラヒワの羽にはタンポポの綿毛が1つ

その後も、片付けてもまた糞が落ちているのが確認できるのですが、常時カワラヒワがいる様子はありません。

時々、巣立った雛が古巣を訪ねてきているのでしょうか?

定かではありません。

思いがけずに命の営みに触れることのできた春、皆元気に育っていってくれるようにと願うばかりです。

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【今日の写真】桜も見頃 3月下旬の東京都町田市薬師池公園

薬師池の周りなど、350本のソメイヨシノほかの桜が植えられている風光明媚な薬師池公園

薬師池の周りなど、350本のソメイヨシノほかの桜が植えられている風光明媚な薬師池公園

名園を彩るソメイヨシノやアタミカンザクラ

「新東京百景」「東京都指定名勝」「日本の歴史公園100選」に指定・選定を受けている東京都町田市薬師池公園。

3月下旬の同公園は、5分咲きのソメイヨシノに満開のアタミカンザクラなどが名園に春らしい彩りを添えていました。

蓮沼の周囲にはアタミカンザクラが彩りを添えて

蓮沼の周囲にはアタミカンザクラが彩りを添えて

水が張られた蓮沼に映り込んだ桜もきれいです

水が張られた蓮沼に映り込んだ桜もきれいです

ユキヤナギとアタミカンザクラ

ユキヤナギとアタミカンザクラ

薬師池の辺りにはボケの花も咲いて

薬師池の辺りにはボケの花も咲いて

雑木林の丘にはカタクリの花が

公園内の雑木林にはカタクリの咲く丘もあり、薬師池とその周辺のソメイヨシノと一緒に愛でることもできます。

苔むした水車が回り、小川の辺りにはミズバショウが咲いて

ようやく訪れた本格的な春で温む山あいからの水が、苔むした水車を回しています。

水車小屋と芽吹きを迎えた雑木林

水車小屋と芽吹きを迎えた雑木林

水車には上掛け・胸掛け・下掛けの3種類があるそうですが、この水車は上掛けだそうです。

上流から掛けられたトヨを伝い、水が引かれています。

旧荻野家住宅入り口の小川には、ひっそりとミズバショウが咲いていました。

早春の花々や山野草があちらこちらに花開いて

広い庭園内の散策路を進んでいくと、あちらこちらに早春の花々や山野草が目や心を楽しませてくれます。

ヤブツバキ

ヤブツバキ

足元には可憐なタチツボスミレが

足元には可憐なタチツボスミレが

こちらはノジスミレ

こちらはノジスミレ

白いアセビ

白いアセビ

ほんのり赤紫色のアセビ

ほんのり赤紫色のアセビ

EOS 6D MarkⅡで、すがすがしい早春の庭園のさまざまな表情を撮影できました。

カイツブリの営巣

薬師池の中に引かれたホースのようなものの上でカイツブリが営巣をしている、ヒナが孵っただろうかと、何人もの人が見にきていました。

孵ったばかりのヒナたちは、親鳥の背中でしばらく過ごすのだそうです。

口伝てに小さな生き物の営みが大勢の市民によって見守られていて、生き物と訪れる人たちの心も通う温かみもある公園なのだとも知ることができました。

参考

町田市薬師池公園・地図

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(c)Hana画像素材 PIXTA –

 

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【今日の写真】3月初旬の山梨県甲府市芸術の森公園

山梨県芸術の森公園・日本庭園脇の梅林。紅白の梅のほかに黄色のサンシュユの花が開花してにぎやか

山梨県芸術の森公園・日本庭園脇の梅林。紅白の梅のほかに黄色のサンシュユの花が開花してにぎやか

冠雪の山々と早春の花々も美しく

春の訪れをいち早く伝える梅の花。

山梨県甲府市の芸術の森公園には、県立文学館脇に日本庭園があり、側に小さな梅林があります。

晴天で、季節外れの大雨が降った後で、芸術の森公園から見える富士山をはじめとする山々もきれいでしょう。

そんな早春の風景を撮影してきました。

サンシュユの花

サンシュユの花

梅林には紅白の梅の花が咲き、次々に散策の人が訪れては、花に見入ったり、青空に映える梅の花の写真を撮ったりしていきます。

梅の木に並んで実が漢方として使われるサンシュユの木があり、黄色の花を咲かせています(トップ画像)。

梅の花の蜜を吸うメジロの姿も

梅をアップで撮ろうと試みていると、うぐいす色の鳥が。

メジロです。

ほんのわずかな時間でしたが、高速連写でその姿をとらえることができました。

OS 6D MarkⅡ ・EF70-300 F4.5-6 IS Ⅱ USM・シャッター優先・シャッタースピード1/2000秒・ISO 800

OS 6D MarkⅡ ・EF70-300 F4.5-6 IS Ⅱ USM・シャッター優先・シャッタースピード1/2000秒・ISO 800

梅の花を好み、蜜を吸うという風流な野鳥。

その瞬間も撮れていました。

肉眼では認識していなかった動きも撮影できていて、感動です。

冠雪の山々のきれいに見えて

山々は、この季節には珍しい大雨の後で、富士山や南アルプス・八ヶ岳の峰々が真っ白に化粧していました。

芝生広場コーナーの富士山ビューポイントからの富士山は雪化粧で真っ白に。ケーキのようです

芝生広場コーナーの富士山ビューポイントからの富士山は雪化粧で真っ白に。ケーキのようです

県立美術館の西奥には南アルプスの峰々が

県立美術館の西奥には南アルプスの峰々が

北には真っ白な八ヶ岳 が見られて

北には真っ白な八ヶ岳
が見られて

暖かい日で、日差しの中でゆったりとした表情の来園者の姿も印象的でした。

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【今日の写真】探し求めていたカワセミについに遭遇でき

数年振りに見ることができた瑠璃色の姿のカワセミ。体に対して極めて長いクチバシとつぶらな瞳も愛らしい

数年振りに見ることができた瑠璃色の姿のカワセミ。体に対して極めて長いクチバシとつぶらな瞳も愛らしい

山梨県芸術の森公園・日本庭園にて 出現を待ち続ける愛好家に教えていただき

昨年から貢川遊歩道を散策しながら追い求めていたカワセミ。

一昨年の冬季は毎日のように見られたという情報を得て、何度も足を向けてみていましたが、昨年から今年の冬季、一度もその姿を目にすることはできずにいました。

「いませんね」と言うと、「いないね。寒くて出てこないんだよ」と、散歩をしている方がおっしゃっていました。

もう貢川ではまず見られないのかと思いかけていました。

久しぶりに足を向けてみた、山梨県芸術の森公園。

日本庭園脇に、小さな梅林があるのを思い出したのです。

何か違った絵が撮れるかと足を運びました。

日本庭園脇の梅林の梅の花も開花

日本庭園脇の梅林の梅の花も開花

しばらく梅の花などを撮影し、日本庭園の池の方を見ると、その前からじっとしゃがんでいる2人の方が望遠のカメラを持っていることに気がつきました。

思い切って声をかけてみると、なんと、カワセミを待っているとのこと。

少し前までいたのが、どこかに行ってしまい、また戻るだろうからと待っているというのです。

すぐに戻ってくる様子もないので、しばらくほかの場所を回り、もう一度日本庭園に戻ってみると、お二人がカメラを構えています。

「来たよ!」と教えてくださいました。

EF70-300 F4.5-6 IS Ⅱ USM シャッター優先・シャッタースピード1/2000秒・ISO 800で

いました! 探し求めていたカワセミが。

庭園の池の対岸から張り出したカエデの枝に留まっています。

何年振りかに出会った瑠璃色の姿です。

OS 6D MarkⅡ にEF70-300 F4.5-6 IS Ⅱ USMを装着し、シャッター優先・シャッタースピード1/2000秒・ISO 800に設定。

カワセミに焦点を定めます。

カワセミのダイナミックな狩りを久しぶりに目にしました。

じっと木の枝に留まっていると思うと、いきなり目にも止まらないほどのスピードで思いもよらない池の遠くの水面に飛び込みます。

弾丸のように飛ぶ姿がとらえられていました。まさに「飛ぶ宝石」

弾丸のように飛ぶ姿がとらえられていました。まさに「飛ぶ宝石」

次の瞬間には水しぶきを上げて飛び出してきます。

それからまた木の枝に留まって、しばらく池を注視。

人間は敵ではないとの認識か、あまり警戒する様子もなく、狩りに集中しているようです

人間は敵ではないとの認識か、あまり警戒する様子もなく、狩りに集中しているようです

待ちくたびれたと思うころ、また急飛行で池の全く違った方向の地点でジャンプイン・ジャンプアウト。

愛らしい姿からは想像できない早業です。

静止しているときには撮影できるのですが、飛行やジャンプはあまりのスピードに追いきれません。

空中で魚をくわえている姿が撮れ

後でパソコンで見てみると、飛行中の姿が何カットか撮れていました!

肉眼ではわからなかった、空中で魚をくわえている姿が映っています!

なんと俊敏な狩りをしているのでしょう! 驚くばかりです。

ネットで調べてみると、カワセミは水中に飛び込んだ瞬間、目を保護するように、ゴーグルのような皮膜が飛び出すのだとのこと。

狩りの後、木に留まったカワセミが川面のフンをしているように見えたのですが、魚の中の食べられないものを吐き出す行為だったようです。

今度はこの見事なジャンピングハントをとらえてみたいものです。

そうした姿をとらえた写真から撮り方を調べてみたところ、カワセミの出現場所に通い詰めて、行動を把握、飛び込む場所を予測して置きピンしているとのことでした。

カワセミ愛と粘り強さ、執念によって撮られたものと言えるでしょうか。

ちなみに、撮影していた方は、今年、貢川でもカワセミを何回も見ていらっしゃるとのことでした。

カワセミを愛してやまない気持ちで遭遇しておられるのかもしれません。

黒いつぶらな瞳はこちらを注視しているようにも見える

黒いつぶらな瞳はこちらを注視しているようにも見える

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